親と子のすれ違う心の気持ち

本日、モーニング娘。主演舞台「ファッショナブル」を観に行って来ました。
舞台の方は11日に初日を迎えており3日間で6公演消化しています。自分はアフタートークショーがある公演のみしかチケを取っていなかったので、4日目の7公演目の今日が初見でした。

座席は13列どセンターだったんですが、全体を見渡せてストーリーを把握できる初見にしては絶好のポジション。ヲタモダチや観に行かれた人のレポなどなんの予備知識も得ず観ましたが、率直な感想・・・・・泣けます(ノ_-。)

今まで観て来た舞台(ミュージカルは除く)の中で「寝る子はキュート」に続く涙なしで見れないstoryで、親と子が互いに想う気持ちが違うんだなと考えさせられます。

実をいうと初見で涙を流したのは今回が初めてです。

いつもは内容を把握したり、細かい表情、動きや台詞のアドリブなどをチェックして最初に観た時と違う所を見つけることが楽しいのですが、感情移入してしまいそれどころじゃなかったです。
序盤の辰巳さん扮する芹沢によって愛ちゃん扮する長谷川ココを始めとする店員たちのチームワークが崩されていくシーンはこの先どうなるんだろうと、気になりましたね。

芹沢のやり方に、気にくわないガキさん扮する美優、愛佳扮するミカ、リンリン扮する李芳芳が「仕事をやらない」とボイコットする団結力だけはチームワークがあるんだと芹沢の言葉に少し笑えた。

残されたココとカメさん演じる由加里、そこに物語のキーマンであるさゆみん演じるあんなが来店したことで、芹沢とココが考えるファッションのことで対立仕合い益々溝が深まっていくあれはゾッとした。

中盤にかけて芹沢がココに挽回のチャンスとして与えたあんなに似合うコーディネート、あの服は下がパツパツでちょっとセクシーで目のやり場に困る〜(≧▽≦)

終盤の方で、もう一人のキーマンなっきぃ演じるユキが10年ぶりにお父さんに会うための服を買い再び来店した時、ココの気持ちに変化が起き、そして、芹沢とココのすれ違っていた気持ちが・・・。

これ以上書くとネタバレになっちゃうので、ここまで( ´艸`)

今後、観に行かれる方もいると思いますのでこれ以上は・・・。全体を通してそれぞれのメンバーの演技を観て思った事を少し書いてみました。

愛ちゃんの演技はこれまでの舞台・ミュージカルを観ても分かるように感情移入が激しく、入りやすく、数々の舞台などで主演を務めるほどの実力は流石だと改めて感じました。

6期の3人もおじぎシリーズでの舞台経験があってか1年前の「おじぎでシェイプアップ」より一つ一つの台詞に対しての感情移入がハッキリしていた。

ガキさんは一見クールで嫌われ役をわざとしているけど本当は心優しいメンバー想い(劇ではチーフー想い)な所や素直になれずちょっと遠回しに自分の気持ちを伝える所は役柄も娘。の時と似てるなと。

8期の3人は舞台やミュージカル経験が浅くシーン毎で台詞が聞き取りずらかったたり、動きに無駄な部分もあったりと探せば一杯あるんだけど、初舞台としての演技は中々でした。

娘。メンバー以外の出演者に関しては、辰巳さんは流石ベテラン俳優といわれるほどの演技に圧倒されっぱなし!!

なっきぃ森咲樹、佐野ちゃん(アップフロントエッグ)はそれぞれの演技は8期よりは良いけど、ただ出番が少ない分なっきぃが父親に会うサブショートストーリー的な感じに思えました。

加藤紀子さんは辰巳さんのフォローをする役で合間にナレーターのような役柄もあり、娘。メンバーと絡むシーンはそれほど多くはない。

本編終演後、数名によるアフタートークショーがあり10分ぐらいでしたが、今日は5・6期と辰巳さんの5人で行なわれました。
ガキさんはお決まりの司会進行役。
主に裏話、パプニング等のトークでした。

と、まぁ、簡単にご報告をしましたが、story編、アフタートーク編と分けてまた後日書こうと思います。

舞台に興味ある、出演者に興味ある、そんな方は一度観に行った方が良いと自分はオススメします。涙腺が緩い人は80%の確率で泣くと自分は思っています。