朗読劇「私の頭の中の消しゴム」@天王洲・銀河劇場〜人を想う大切さ〜

safaia2010-09-22


18日から20日までのシルバーウィークの3連休はヲタらしいヲタ活動をしていました。3日共違う現場に行ってましたがその事に関しては書いたり書かなかったりと気分次第なのでご了承下さい。

そんな中、連休の中日に千秋楽を迎えた朗読劇「私の頭の中の消しゴム」の愛ちゃん出演公演の11日と16日の2公演観劇して来ました。

今回はハロプロ関係の出演者が愛ちゃんだけということで愛ちゃんファンと共演者の佐々木喜英さんのファン、それに一般の方が少々と、いつもより落ち着いた雰囲気の現場でした。

当初は11日のみの予定でしたが初見であまりにも感動してしまいあの感動をもう一度味わいたいと思い愛ちゃん出演公演の千秋楽である16日も追加で行きましたが、正直観に行って正解でした。

朗読しながらも愛ちゃんの細かい感情表現とストーリーの悲しいエピソードに完全に入り込み中盤から終盤にかけては終始泣いていました。

売り場で購入した原作の小説を何度読み返してみてもホント泣けます。

原作をご存知の方もご存じでない方もこの記事を読むにあたりストーリーのキーワードである「若年性アルツハイマー」を頭に入れながら読んで頂けると理解出来るかと思います。

公演から多少の日にちが経っていますが感想を交えながらストーリーを書いて行きます。

この劇はピアノの音色から始まります。軽やかなピアノのメロディに心がリラックスになり、ステージに照明が照らし出されると中央に白い椅子が2つと映像用のスクリーン、白い壁に貼れた台詞の紙、上部への階段と白をベースにしたセットが目に飛び込んできます。

タイトルにもあるように「消しゴム」を連想させた白を基調に出演者の衣装とセットを白にしています。

まず、浩介役の佐々木さんが登場して中央後方の台本を取りだしセリフを読みだします。続けて下手よりひょこっと顔を出しながら薫役の愛ちゃんも登場し台本のセリフを読みます。

2人が朗読する台本には○月○日とその日の出来事が綴られており、お互いの気持ちを2人がリアルに表現していきます。流石に細かい日付までは覚えていません。

浩介は薫の父が働く会社の土木作業員で薫はその会社の社長令嬢。毎日土木作業に追われる作業員達に薫が差し入りにお弁当を持ってくるが浩介だけはそのお弁当を